シェル、最大9000人の削減を検討 事業構造の改革で
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シェルは風力発電事業に出資するなど本格的に事業転換をすすめている。コロナからのグリーンリカバリーを謳っている欧州をベースとするBPとシェルはオイルメジャーの中でも最も事業転換のスピードが速い。
石油以外のガス関連事業などのトランジションビジネスについても今後メスを入れていくだろう。今のところ石油価格は1バレル約40ドルほどに回復しているが、Shell社の見解では、これから将来の石油需要がコロナ禍以前の水準を超えることは、もうないだろうと推測している。こうした中、BPもまた、1万人規模の人員削減を検討しているということだ。
削減される従業員は様々な現場で働く作業員になるのだろうか。
そうであれば彼らの次のキャリアが気になる。
大規模構造改革と言えば革新的で聞こえはいいが、エネルギー資源の変遷はとっくに見えている話なので、もう少し段階的な移行ができなかったのかというのが正直な疑問。
”同社は再生可能エネルギーなど利益率の比較的低い分野に注力していく方針を発表しており、それにはコスト削減が鍵る。”
コスト削減のための組織改革というニュースを見聞きするのは悲しい。