日本電信電話株式会社(にっぽんでんしんでんわ, にほんでんしんでんわ、英語: Nippon Telegraph and Telephone Corporation、略称: NTT)は、日本の通信事業最大手であるNTTグループの持株会社。持株会社としてグループ会社を統括するほか、グループの企画開発部門の一部を社内に擁し、規模的にも技術的にも世界屈指の研究所を保有する。 ウィキペディア
時価総額
11.2 兆円
業績

株式会社NTTドコモ(エヌティティドコモ、英語: NTT DOCOMO, INC.)は、携帯電話の無線通信サービスを提供する、日本最大の移動体通信事業者(MNO)。日本電信電話(NTT)の完全子会社。 ウィキペディア
業績

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by 半沢直樹 箕部幹事長
財務大臣が3割のNTT株を保有してるから携帯料金は下げやすくなる。天下り先は増えた。国は国民へのパフォーマンスとして携帯料金を下げて指示は得られるし、上場廃止なら天下りもしやすくなる。国にとってメリットは大きいでしょう。でもね、NTTの事業成長に繋がるのかは別だ。子会社になる事でそこはマイナスになると思う。澤田さんが事業成長させることのできる人物とは到底思えない。
NTTドコモの料金や戦略に関する意思決定を加速させるという事ですが、携帯料金の値下げに対しての政府のプレッシャーがある中ですから色々な憶測を呼ぶタイミングでの子会社化だと思います。
歴史的にNTTドコモの古参メンバーは、NTTの地域やNTTcomとまた違うカルチャーの方も多いので、この子会社化は複雑な思いを持たれている方もおられると思います。
しかし、この動きはSBGがSBkkの株を売ったのと対象的で、通信料金改革に5Gとここ数年は通信業界に大きな変革の波が来そうですね。
①TOB価格は3900円の全額現金。昨日終値2775円から+40.5%、今日はストップ高で3213円でそこから+21.4%。3月にソフトバンクが崩れドコモが異様に上がったとき(約3400円)を上回る。期限は11/16。
②NTTは、4.3兆円借り入れ予定。MUFG1.5兆円(上限、以下同)、SMBC1.2兆円、みずほ0.7兆円、農中0.4兆円、SMTB0.3兆円、DBJ0.2兆円
③ドコモは賛同推奨。現代表取締役社長の吉沢氏は取締役となり、現在代表取締役副社長の井伊氏が代表取締役社長(2020年までNTT代表取締役副社長技術戦略・国際標準化担当)に、取締役常務執行役員の廣井氏が代表取締役副社長(2020年までNTT取締役財務部門長)に12月1日に就任予定。人事を見る限り、キーとなる方が2020年に送り込まれていたのは、本件の布石に見える。
④リリースにある時系列推移の要約。
NTTは、4月中旬に5Gの状況や、ドコモが上場企業として独立事業運営を行っている現状を背景に、公正性や長期短期の利益最大化のバランスから完全子会社化がベストと判断。4月下旬に検討開始の初期通知、6月上旬に検討・協議の申し入れ。ドコモは、6月上旬にFA・LAなどを採用し、また特別委員化の設置などを実施。
NTTは8月11日に3400円(最終の3900円からは約-15%)で初期提案、ドコモの再検討要請で8/25に3600円で提案、9/9に3750円。その後ドコモ口座の不正流出があり、本取引の目的などに影響を与えないという点で9/17に3800円、9/25に最終提案3900円となった。
やはり③の人事が気になる。5/15に人事案が出てその後株主総会いるので、上記時系列の本格検討前から「送り込まれた感」はある。辻上前代表取締役副社長は、2008年にドコモの社外取に、2016年に取締役営業本部長となり、2018年に代表取締役副社長に。また財務本部長の前任の廣門氏は2008年にIR部長としてNTTから移った。
過去の人事サイクルは見ていないが、いきなりNTTから来た感はパッと見する。
NTT開示:https://bit.ly/3kW8wOj
ドコモ人事:https://bit.ly/33bcNr4
ドコモ5月人事案:https://bit.ly/30gtRKy
注目は、携帯料金の値下げについて、NTT株3割強を保有する政府の意向がどこまで反映されるかだと思いますが…その上で、一体どこで収益を上げていくのか。トラブルが相次いだ「ドコモ口座」の被害は、ジワジワ増え28日現在235件、被害総額2897万円とのこと。金融事業のセキュリティなどの立て直しも急務です。
巨大組織に戻り、社内の“独創的な発想”が薄まらないことを期待したい。
必要資金は、メガバンク他数行から短期借入をして賄い、長期的には社債発行等具体的なスキームを作るようです。
↓
以下、日経新聞より
30日からTOB(株式公開買い付け)を行い、他の株主から3割強の株式を取得する。取得価格は1株3900円で、28日終値(2775円)に4割のプレミアム(上乗せ幅)をつける。買収総額は約4兆2500億円と、国内企業へのTOBでは過去最大となる。
NTTに4兆円超の協調融資 ドコモTOBで3メガバンクなど
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64359180Z20C20A9MM0000/
足立さんが開示資料にリンクを貼ってくださっていますので、じっくり読みます。
追記
親会社によるTOBなので、プレミアムはそれなりに乗せてくるのは順当だと思います。TOB価格に関して裁判で争い事をしている暇はないでしょうから。
経営効率化による菅政権の携帯電話料金引き下げへの対応と、
5Gへの投資促進、事業強化のためではないかとのこと。
ユーザーにとってより良い環境が整えば朗報です!
Docomo +158.5%
Softbank +301.9%
KDDI +315.2%
ドコモは確かにS&P500の+259.8%には劣るが、MSCI World Telecom Service Industry Indexの+73.7%は大きく上回っている。日本のテレコムキャリアはROICや株のトータルリターンという意味では世界の勝ち組でした。
NTTのドコモ完全子会社化と通信業界の今後について解説・予想します https://youtu.be/gZ9PjqxASes
こっちの動きに政治が乗ったのか...なるほど