ついに石油時代の終焉か?英BPが「エネルギー業界の大変革」を予測、その理由とは?
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注目のコメント
太陽光発電では既に$1.35/kwhを実現している(UAE)。日本でも5円代まで下がると予測されている。
https://solarjournal.jp/sj-market/36208/
日本の現在の発電コストは10円程度なので破格な水準だ。
その他、水面に太陽光パネルを浮かべる洋上の太陽光発電も既に存在し、将来的には天候の影響を受けない宇宙で発電し電力を地上に送る試みもある。
https://wired.jp/2020/02/08/how-to-get-solar-power-on-a-rainy-day-beam-it-from-space/南欧や中東では補助金に一切依存しない再生可能エネルギーが増えてきています。
電気の需要があり、日射条件や風況が良いエリアから順次再エネに切り替わっていくのが長期トレンドであることは間違いないと思います。日本でも、2040年には太陽光のコストが5.2円/kwh、風力のコストが5.4円/kwhとだいぶ安くなる予想です。
再エネといっても他にもバイオマス発電や地熱発電などもありますが、限界費用がゼロに近づいていくのは太陽光、風力、地熱など、燃料、人件費、管理費などが発電量に応じて大幅に増えないものに限定されます。
例えばバイオマスは発電量を増やすためには燃やすバイオマスの調達量を増やさなければならず、あまりコスト削減は見込まれません。エネルギー全体のコストを下げていくには限界費用を下げられる太陽光、風力、地熱などの比率を上げていく必要があります。