ウーバー、ロンドンで営業継続へ、英裁判所が1年半の免許認める
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Uberは1ヶ月前に、英タクシー配車ソフトウェアのAutocabを買収するなどイギリスでの認可に向けての布石は着実に打っていましたね。今のダラCEO着任後すぐにロンドンに赴いてロンドン市当局との対話姿勢を打ち出し、前CEOのトラヴィスとの違いを明確に打ち出していました。ただ、こうなると結局タクシーとの連携はライドシェア免許更新の口実だと見られ、ロンドンのタクシー業界からまた大きな反発があることは必至です。Uber側がタクシー業界とどのような協業姿勢を打ち出せるのか、他の国でも同様の問題を抱えていることもありここがビジネス的にも大きな試金石となりそうです。
“Uber is buying a taxi software company to expand its foothold in the UK”
https://www.google.co.jp/amp/s/www.cnbc.com/amp/2020/08/06/uber-to-buy-uk-taxi-tech-firm-autocab.html昨年のUberのドライバーがアカウントを無許可のドライバーに貸し出して営業させていた問題ですね。
https://newspicks.com/news/4412525
顔認証など貸し借りを防止する適切な対策が取られたため、報道では18ヶ月のライセンスが認められたようです。
本件とは別に、ロンドンではUberドライバーの労働者としての地位を巡る訴訟が続いていて、こちらも間もなく上級審の判決が出ると言われています。安全面の理由からロンドンでは2019/11~禁止されている模様。
タイなど東南アジアでは現地の配車アプリ「Grab」を守るためにUber規制、先進国では別の理由で規制。
税金がUberの母国であるアメリカに落ちるわけですからね・・・理由をつけて規制したくなるのもわかります。(安全面などは消費者が選ぶことですけどね)
一方でUBERはBMWなどが出資するドイツの配車会社買収も計画しており、進化は止まらなそう。
【参考記事】
配車大手ウーバー、ロンドンで事業認可取り消しへ 安全面に懸念@BBCジャパン
https://www.bbc.com/japanese/50554385
【参考記事②】
ウーバー、BMW・ダイムラー配車合弁会社の買収を検討-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-09-28/QHDXHDT1UM1301