なぜ、マックのハンバーガーを食べると「サステナブル」なのか
コメント
注目のコメント
SDGsに対する企業の取り組み、どんどん盛んになっていますね。
コロナを経て、一層私たちの意識も高まった気がします。
ただ、取材するまで私自身もマクドナルドがSDGsにここまで真摯に取り組んでいるとは知りませんでした。恥ずかしい苦笑
記事内でも書きましたが、若者世代(そう言いたくないけど)の環境意識は私たちよりずっと高いようです。
置いてかれないためにも(?)ぜひご一読ください。マクド程の規模の企業となれば、取り組まざるを得ないのは理解できるし、取り組み自体は悪くないことだと思う。そして私はマクドは好きでしょっちゅう(100円コーヒーと電源を求めて)使っている。
しかし、「マックのハンバーガーを食べるとサステナブル」というマーケティングはいささかやり過ぎではないだろうか。
この言葉に背後にあるのは、「何の配慮もないハンバーガーよりはマックのハンバーガーの方がマシ」というメッセージだが、受け取り方によっては「マックのハンバーガーを食べていればサステナブル」となりかねない。
そもそもハンバーガーを食べることをサステナブルということが可能なのかという問題すらあるが、相対評価するとしても、比較される代替手段が、マクド以外のハンバーガーなのか、それともハンバーガー以外の食べ物なのかで意味は変わってくる。
ハンバーガー1個を捨てるのは、お金と電力と浴槽15杯分の水を捨てること
https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20170419-00070055/
などの記事で知られる様に、ハンバーガーは通常牛肉が使われていて、他の食品より環境負荷が大きいと考えられている。
人間はそもそも業が深い存在。私はハンバーガー食べたいので、ビーガンの方の様に我慢する事はしないが、非倫理的な消費であると自覚的ではありたいと思っている。
そもそも人間は倫理的な行為だけでは生きられない。呼吸するだけでCO2を吐く。私は日本中で拘束され飼育されている動物の為に、毎日数千匹のコオロギを殺している。
SDGsといったラベルが、そうした業の意識を覆い隠すツールとして働いてしまうのなら、むしろエシカル消費を抑制してしまうのではないだろうか。
"日本におけるSDGsは、企業にとっても強力なツール"
"これまで以上に消費者にリーチしやすいツールなので、企業も活用しやすい。逆に、活用できるかそうでないかによって、差がつきやすい"
という蟹江氏の評価はマーケティング的に正しいだろうが、だからこそ問題なのではという問題意識を持たざるを得ない。
ムスカの肥料使ってるとかにすればいいのに
流郷綾乃さん 畜産・養殖業界の悩み解消
ハエを活用、ふんを肥料に
https://newspicks.com/news/5308837/「マックのハンバーガーを食べるとSDGsに貢献できる」
ミレニアル世代やZ世代 ⇒ マックはサステイナブルだね。いいね!
団塊ジュニア世代 ⇒ SDGsとビジネスをうまく結びつけたもんだね。。。
この意識の差は埋まるのでしょうか。
ミレニアル世代やZ世代が社会に出たときに彼らの上司になるであろう団塊ジュニア世代が彼らと価値観を共有して、業務を推進していけるような環境づくりが必要な気がします。
団塊ジュニア世代は、SDGsを勉強し、100歩譲って、理解はできなくてもいいかもしれないが、ミレニアル世代やZ世代を否定しないでほしい。
もちろん私は団塊ジュニア世代です!