パイオニア、ファンド傘下でも終わらない迷走 虎の子を売却へ
日経ビジネス
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パイオニアを買収したPEファンドであるベアリング・プライベート・エクイティ・アジアの日本進出は古く、パイオニア以外にも投資実績はあります。
とは言うものの、他の海外系ファンドに比べて華々しい実績があるわけではなく、広く注目されたパイオニア案件が実質的には日本第1号案件であり、それだけに彼らとしても絶対に失敗の許されない案件です。
カルビー、ライザップを再建させてきた松本さんを社外取締役に招聘した直後に退任されたり(松本さんの病気療養のためとのことですが)、パイオニアが蓄積した資産のうち換金価値の高いインクリメントPを売却したり、確かに迷走という印象を受けます。
地図データを抱えるのはやめて、自社は自動運転のセンサーであるLiDARに事業を集中するということでしょうか。パイオニアは上場廃止になってファンドの傘下のため業績は確認しづらい。が、社員数は12000人もいる状況は変わっていない。売上高は3000億円くらい。売上に対しての社員数の多さは大変気になる状態が続いているとは言える。本業がうまくいっていない中で他にどんな方法で生き残りを図れるのだろうか…。