大阪都構想の住民説明会始まる 松井氏「長期的視点で将来描く」
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注目のコメント
何度でもしつこく書きます。
実現したら何がどう良くなるのか全く理解できないです。
二重行政の解消などは、特別区とする事でコストがむしろ劇的に増える事が判っているし(二重行政の無駄は年間1億円/それを解消するコストはイニシャル650億円、ランニング15億円、かつ新しく区を四つも設立して業務量が変わらないのだから、議員も公務員もオーバーヘッドによりむしろ増えるのは当たり前)。
【参考:旧東京市の議員数180名/人口680万人、23区の議員数の合計903名/人口920万人】
大阪市と大阪府の対立を無くせ!は、それぞれ求める物が異なるのだから基礎自治体と広域自治体が対立するのはしばしば当然で、その利害調整が「政治」なのに、それを放棄する(=自治権を無くす)事に他ならないし(つまり地方分権の逆)。
大阪市を政令指定市で無くすとは、今までは他の自治体と異なり、大阪市の事は広域自治体の許可無く大阪市民だけで決めれる、政令指定市の強い権限を放棄するという意味だし。
【参考:戦時中、東京市を23区に解体して強すぎる権限を弱めた】
政治案件について「一旦やってみて、ダメだったら戻せば良い」は、ダメだったと気づいても戻すのは困難なのが明白だし。
更に「今まで良くなってきているから、彼らが都構想を訴えるのであれば賛成」は、かつてのドイツにおける全権委任法を成立させたのと全く思考停止だし。これほど危険な意見は無いし。
「批判する人は、過去の大阪を知らないからだ」という理屈も、過去の大阪を知るのは良いけど、だから解決策は破壊なの?どう良くなるの?原因と解決策がマッチしているの?について議論せず思考停止だし。
過去の対立の問題は「住民自治」同士の対立によるものではなく、政治家の利権同士の対立でしょ?それを解消するために大阪"市民"は黙っとれ(=自治権を放棄しろ/広域自治体側の政治家の利権側に合わせろ)って話ですよね。
現状、単に「閉塞感を打開するためには変化だ!破壊だ!」という愚かな衝動で賛成しているようにしか見えないです。
「とにかく変えていくのは良いことだ」という価値観の事を「革新(=左翼)」と呼びます。
一般論でも、一貫した【理由】ではなく、【手段】だけが一貫しているものにマトモなものはない。
再度問いますが、何がどう良くなるのですか?
(何度でも再掲)大阪市のHPに掲載されている特別区設置協定書の住民説明会の
説明動画『特別区制度について(いわゆる大阪都構想」)』
https://youtu.be/dlXpTrp9Hk8
住民投票は、特別区設置に対する協定書(設計図のようなもの)に賛成か反対かを問うものです。
各説明会の様子も、質疑を含めてYouTube等で閲覧が可能です。こないだの記者クラブの会見で印象的だったのは、「府知事市長とも都構想を掲げて選ばれた、ゆえに都構想を進めることは行政のミッションです」というもの。YutubeにUPされた今日の住民説明会動画が既に1.8万回の再生。これが開かれた今当たり前のプロセス