介護施設向けレクリエーション業務支援のエブリ・プラスが約5000万円を調達
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レクリエーション活動法は、過去介護福祉士の専門的援助技術の一つとしてカリキュラムに位置づけられていました。
“レク“とは単なる遊びや趣味活動、余暇ではなく、一人一人のニーズに応じて、本人の主体性を引き出し、かつ、他者との関係性を構築し、アイデンティティを再創造する営みです。
グループダイナミックス(集団力学)を活用して、集団の中の個を確立することで本人の尊厳と自立に寄与するもの。
という小難しい立ち位置は過去のものとなり、レクリエーション活動はこれからは、“楽しさ”、うがってみると“快楽“を消費するものになるのでしょう。介護職としてはまた一つ自分たちの技法(おそらく介護福祉職の専門技法としては唯一の)が削ぎ落とされたという事実を重く受け止めております。
こうしたサービスが広がることや、たくさんのパフォーマーが利用者と触れ合い、社会接点が多様になること自体は大歓迎。ただ、介護福祉職はAIなどと同じく一つの目標達成の手段が増えたと捉えるか、大変な仕事が一つアウトソーシングできて楽になった、と捉えるかで雲泥の差。