情報過多で約7割が「ウェビナー疲れ」? 参加理由のトップは「業務のため」
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肝心の「コロナになってウェビナー参加がどれくらい増えたか」については触れられてない・・・オンラインイベント自体が増えているので主観的には参加者も増えていると捉えてしまうのだが、実際はどうなんだろう
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コロナ前は毎日どこかで似たようなリアルイベントがあって、これと同じような話題がずっと出ていました。形は変われど、情報過多はコロナ禍と関係なく、元々だったようにも思います。いずれにせよ差別化が肝になりますね。
ウェビナーの普及は学びのハードルを下げているので好ましい傾向だと考えます。
厚労省の能力開発基本調査では、正社員ですら年間に読書を含めた自己啓発をしている人は半分に満たず、学ばない理由は、お金がない、時間がない、何をすればいいのか分からないが多いです。
記事では、ウェビナー疲れは情報過多によるとされていますが、学びたい内容や人が決まっていればそれほど苦労することはないです。
ウェビナーからは入りやすいですが、内容に興味感心がなければ聞いて満足で終わってしまいます。読書やネット記事の乱読などで、自分の興味感心を温めておかないと情報の海で溺れますし、せっかくのウェビナーも行かせません。ウェビナーに限らず、オンラインで学べる大人向けの教育サイトの利用者数も、緊急事態宣言以降対前月比150%程度で増加しているそうです。
一方で、総務省の調査によると、25歳以上の学業以外の勉強(自己啓発、訓練等)に費やす時間は1日あたり6分程度ですし、海外と比較しても「とくに何もやっていない」と回答した割合が46.3%(14か国・地域平均は13.3%)と圧倒的に多くなっています。
これまで仕事が忙し過ぎて、本当は学びたいけれど時間が確保出来なかった層が一定数存在しており、今回のような増加傾向に繋がったのであれば良いことですね。
とはいえ、日本人の「自己学習の少なさ」は:
・job descriptionが不明確なことによる必要なスキルの定義が出来ず自身が伸ばすべきスキルが分からない
・評価制度が曖昧で、アウトプットベースになっていない(例:夜遅くまで頑張っていたから、とか、評価者に気に入られているからみたいな理由で高い評価がつくなど)ため、スキルを磨くというインセンティブが働かない
・終身雇用制度で、特に最新の技術にcatch upしていなくても働き続けられる。マーケットニーズや自分の市場価値に対する感度を高く保てない
・ジョブローテーションという名の、本人の意思・希望に寄らない異動が多く、「どうせ勉強しても活かすことが出来る部署にいけない」という諦観
などの、日本型人事制度が全方位的にネックになっている気がしてなりません。
個人の才能を開花させ、社内外にDevelopment出来る人事制度への変革を、私たちもサポートしていきたいと思っています。