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ウェザーニューズのこのような気象センサーは、所持している側にとってはリアルタイムで観測値がわかるし、ウェザーニューズにとっては観測地を増やして天気予報の精度向上に役立てることができるし、という両者にとってメリットのある取り組みなんですよね。

ちなみに、個人向けの安価な観測器はすでに発売済みです。ウェザーニューズの「みんなで作る天気予報」の取り組みは興味深いです。
NETATMOなど、1万円前後のセンサと違いを出せるか気になりますね。
もちろん、センサの違いやSIMが使えるなどの違いはありますが。
たとえば同じパン屋さんで、天候や気温により売れ行きが左右されるアイテムがあるとします。しかし、そのデータの根拠となる気象データは、果たしてちゃんとそのお店の気象データと言えるものでしょうか?という部分が問題です。アメダスは約20km格子ですし、地形などの影響で周辺とは異なる値を示すこともよくあります。売り上げと気象データの相関をきちんと取りたくても、もとになっている気象データがお店の周辺を代表していると言えなければ、十分な相関は示せなくなってしまいます。
昨今は推計気象分布といって1km格子でデータが提供されてはいますが、予測値のみなので今までのデータをもとに分析するという作業には向いていません。お店できちんと実測したデータが得られれば、周辺のアメダスと比較することでお店の気象データを推定するやり方を毎日学習していくことができます。そうすると、今までの気象データと売り上げデータを突き合わせて、その相関を正確に取ることが可能となります。

おそらくウェザーニューズはここまで考えてサービスを展開しているものとは思いますが、実際に導入する法人に対してどのような売り文句なのか、どこまで正確なデータ分析を提供できているのか、というところがポイントですね。気象データと売り上げデータの相関を分析して売り上げ予測を提供するサービスは他にもあるので、そことの差別化をどう図るかというのが今後のポイントになるかなと思います。
企業や個人サポーターとの間で気象データに関する独自観測・感測ネットワークを構築。気象を中心とした自然現象データを収集し、付加価値サービスを創出する。今後はOSRサービスにおける顧客拡大やアジア市場開拓に注力。北極海海氷の観測や新型気象レーダーの開発などにも取り組む。
時価総額
604 億円

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