気候危機招いた資本主義の矛盾撃つ 「新しい脱成長」斎藤幸平さんが描く未来
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注目のコメント
本書ではリチウム採掘の問題も書いてますね。地下水大量に組み上げるので。
テスラのリチウム生産?採掘も、問題ということか。
●テスラがリチウム生産を計画、問題山積で専門家は疑問視
https://newspicks.com/news/5250574紀伊國屋のイベントいこうかな。対談相手の水野先生は私らが立ち上げた研究会のメンバーです。
https://store.kinokuniya.co.jp/event/1599187761/
最近、人新世(アントロポセン)を語る高齢者と若い人が増えてきた
「天気の子」にも出てくる
若者が左傾化してるのは、物心ついた時に成長神話が崩壊していたからだと思う
日本人の若者は右傾化というが、経済思想は左傾化していると感じる
この本が言っている資本主義の転嫁による外部化とは、RE100や「再エネ価値」の議論そのもののようにも思える。p.42
米国環境活動家ビル・マッキベン「利用可能な化石燃料が減少していることだけが、私たちの直面している限界ではない。実際、それは最重要問題ですらない。石油がなくなる前に、地球がなくなってしまうのだから」p.51-52
地球はなくならない。せいぜいなくなるのは今の人類文明。
利用可能な化石燃料の減少自体は人類が直面する限界ではない。
より良い代替物のない石油がなくなっていく時に生まれる人々の対立こそが人類の限界かなと私は思う。
守りたいものは人それぞれ。
気候変動や資本主義、格差などに対し、そこかしこ規範的に述べられていることに違和感。果たして「資本主義」を否定するとはどういうことなのか。
結局マルクスの晩年の研究ノートを掘り起こした再評価となっている(MEGAプロジェクト)。それは歴史学の仕事じゃないだろうか。今や「生産力」の意味は変わり、技術革新の意味はIT革命以降変わった。それから、マルクスは世界大戦も知らない。
正直マルクスが晩年何に辿り着いていようが誰が考えたコンセプトだろうが、結論(脱成長コミュニズム)が同じならばどうでもいいが、「マルクス」という看板をつける事がブランドとして大事なのかも知れない。
彼の言う「資本主義」とはコモンズをどこまで自由な経済活動の対象とするかの問題に思える。それは思想なんだろうか。
結論に対してこうすべきだと自分で言っておきながら、議論は他人の口にさせてるからなあ。自身の経済思想と経済思想史研究とをごっちゃにしている感じ。歴史学としてはやっちゃダメな態度。意見表明するならば自分の言葉で語って欲しい。余計な理論武装は要らない。
もし気候変動問題がなければどんな結論になるのだろう。