マスクを外さず顔認証 コロナ禍で待望の新技術、NECが開発
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このシステムについてのデータを拝見していないので良さについてはわかりませんが、コロナ禍以前より携帯電話の認証でもクリーンルームや病院で働く人に求められている技術です。
認証精度については緩めることは容易ですし、マスクありなしは変数の設定の話ですから新技術かというと微妙です。重要なのは新技術かどうかではなく、学習系として精度がマスクなしと比較して保たれているかだと思います。(仮に目の周りだけで十分な認証ができるシステムがあれば、マスクの有無なんて最初から関係ないですよね?虹彩を使用したシステムとか)
マスク無しだと判別できていた一卵性双生児の双子がマスクありだと判別できなくなった。3Dプリンタのマネキン+マスクで突破できるようになった。モバイル端末ではその辺りまで保証されないとセキュリティが甘くなったことになります。その辺のデータが示されないと有効性は判断できないと思います。マスクの有無で、顔認証エンジンを切り替えるところが新しいのかな。
他人受入率は、AppleのTouch IDで5万分の1、Face IDが100万分の1。
NECの顔認証エンジンの場合、他人受入率10万分の1のときの本人受入率が99.9%。
Face IDの本人受入率が分かりませんが、マスク着用時でも比較的高い他人受入率を保ちつつ、本人拒否の確率0.1%を実現しているのが他社と違うのでしょうか。
5月に顔認証と虹彩認証のマルチモーダル認証端末を発表している。
マスク特化の顔認証エンジンを使うと、虹彩の位置を認識する精度も上がりそう。
顔認証単体で見るよりは、NECの生体認証ビジネス全体で見たほうが良いのかも。
『誤認率は100億分の1以下、NECが顔と虹彩のマルチモーダル生体認証端末を開発 - MONOist(モノイスト)』
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2005/15/news039.htmlあらかじめ登録してある写真と照合するアプローチであれば、マスクをしていても、それほど難しいとは思いませんが、無数の画像から同一人物を探し出すのは難しそうですね。