SBI証券が手数料無料化加速 1日100万円まで無料に
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注目のコメント
信用取引の方からの収益でバランスを取るのでしょうね。
私のような一般庶民は、手数料無料の恩恵だけありがたくいただきます。
しかし、ここ数年のネット証券の躍進は本当に国家の構造を変えるインパクトがあります。
株という資産へのハードルを下げただけでなく、多くの人々の金融リテラシーを押し上げるきっかけになりました。
個人的に、SBIにはこれからも頑張ってほしいと思います。昨年秋からはじまったオンライン証券が主導する手数料無料化の流れであり、この無料化の動きは今後ますます進んでいくと予想しています。
一方、SBIHDのように証券売買委託手数料への依存度が低い証券会社は多くなく、従来型の資産運用事業領域からも利潤が消失している現状、今後は多くの証券会社が経営的に苦しい局面に入っていくことは間違いありません。
最後のフロンティアである資産運用アドバイス事業領域で金商プラットフォーマーとして存在感を示せるか否かが勝負になりますが、対面証券やオンライン証券、資産運用会社、大手銀行等も対面アドバイザーチャネルの「囲い込み競争」に参戦するなか、競争は更に熾烈になっていくものと思われます。
(参考)日経ヴェリタス「転換期のリテール金融業界」
https://www.jamplatform.com/wp-content/uploads/2020/09/3bd8cb456173f3dafdfecb2956e0a6c7.pdf昔は売り注文なり買い注文が出たら人間が多く介在していたのが、いまはユーザーが入力したらそのまま処理されるのだから、当然ながらコスト構造が変わっているので、収益構造も変わってもおかしくないよね。
まぁ、取れるものは取りたいということで手数料収入は業界全体で維持してきたんだけど、こうやって価格破壊が起きると一気に変わるんでしょうね。