J-SOX担当になった時の対処法
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注目のコメント
監査する立場、監査される立場の両方からこの制度には携わってきましたが、双方が「この制度に意味があるの?」と思うくらい形骸化しているのが実態です。実際に制度導入後も内部統制が構築できていれば起こりえないような会計不正事案も頻発しています。
(厳密には内部統制では防ぎようのない経営者不正が多い傾向がありますが。>東芝のチャレンジ、みたいな)
そんな状況下では、監査法人もできるだけJ-SOX対応の工数を削減したい気持ちは一緒。こういう時は会社と監査法人がまさにビジネスパートナーとなって効率化を図るのが一番の得策だと思っています。この内部統制は財務報告の重要な虚偽表示を防止、発見又は是正できるものなのか?っていう視点と、このテストをすれば内部統制は期を通じて有効に運用していたと自信を持って言えるのか?っていう視点が重要だと思うけど、そうではなく、必要な書類が揃っているか、っていう視点が重視されている気がする。