亡命してNY市警に潜入、中国スパイのチベット人を訴追
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チベット、中国、アメリカと…とても複雑かつ繊細な問題も含んでいる事件。迫害を受けるとして政治亡命したチベット出身者が、アメリカの市民権を得てNY市警の警察官に。しかし真の姿は警察の情報網を使ってNYのチベットコミュニティの情報を中国領事館へ報告していた…という事例です。
この手のスパイは、自らの命と人生をかけ、過去を消し、国のため組織のために一生を捧げて働く。 裁判所に提出された書類には、カウンターパートの中国領事館員との、電話のやりとりが生々しく記録されています。
https://www.justice.gov/opa/press-release/file/1318496/download
将来この領事館員が北京へ戻り“出世”したあかつきには、自分も戻してほしい…などと人事の要求もチラつかせていました。事実は小説よりも奇なり…盗聴の記録を読むたびにそう思います。中国で虐げられているチベット人であるからみんな無条件に信じちゃいますよね。
これでチベット人もウイグル人も疑いの対象になりそうですが、
昨今の"差別"ラインを配慮しないと今度は宜しくない方向にいきそう。「男は中国生まれで、チベット人であるために中国当局から拷問を受けたとして米国に政治亡命していた。しかし、捜査の結果、男の両親は中国共産党の党員だと明らかになっている」