イルミナ、ベゾス氏出資の新興企業グレイル買収へ-80億ドル
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スノーフレークのIPOでも、ザッカーバーグにジャック・ドーシー、リンクドインのリード・ホフマン達のファミリーオフィスが1兆円に迫るリターンを得たし、本件ではベゾスとゲイツ。テック富豪達が有望テックベンチャーに初期投資して更に莫大な富を得るケースが相次いでいる
初回の1000億円強の資金調達でも、その5割以上はイルミナからだと言われていました。実質イルミナのスピンオフのようなスタートアップでしたので、この流れは既定路線かもしれません。
DNAシーケンサーの巨人イルミナによる新規事業。
Grailは、血液による癌診断という全く新しい分野の事業だ。
イルミナは、一度この事業をスピンアウトして改めて買収する。
これは「イノベーションのジレンマ」を回避する手段として、故クレイトン・クリステンセン教授が提唱された手法に合致する。
かつてセラノスが、虚業で世の中を騒がせた血液による癌検査。
イルミナの株価は劇的に落ちているようだが、事業化の見込みの無い事業を改めて買収するのだから成算が無い筈がないと思う。
イルミナ買いに一票。