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全翼機やプロペラも エアバス、水素燃料旅客機を2035年実現へ

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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    水素航空機は世界中で研究が行われています.重量にシビアな航空機にとって,代替燃料の第1候補は水素になります.
    水素は極低温の液体水素とします.液体水素は軽量で重量当たりのエネルギー密度が高い.密度はジェット燃料の10分の1以下,エネルギー密度は4倍程度.
    液体を維持するためには-253℃に維持する必要がありますが,航空機が飛行する外気温は-55℃と低く,燃料を使い切る時間が短いので,その間だけ維持できれば良い.
    一方で,(現在は)コストが高く,タンク重量も重い.また,密度が小さいということは体積が大きく,体積当たりのエネルギー密度は化石燃料の数分の1以下.つまり,現在の数倍の容積を持った極低温タンクを航空機に搭載しないといけません.
    エアバスのイラストからはそれがどうなっているのか分かりません.
    タンクが大きいということは表面積(濡れ面積)に対する容積を大きくする必要があり,BWB(Blended Wing Body)のような胴体と翼を一体化した形態が有利になってきます.
    またエンジンもジェットエンジンではなく,プロペラの方がエネルギー効率が良い(ターボプロップや高バイパス比のターボファン)ことになります.内燃機関の終焉が見えてきた自動車よりは,まだ内燃機関が有利です.
    BWB,エンジンシステムは最適設計のしどころとなります.私のところでも研究中です.
    https://arc.aiaa.org/doi/10.2514/6.2019-3172

    自動車産業後も生き残る大型製造業です.航空産業ガラガラポンが起きますので,ボーイング,エアバスも安閑としていられない.


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    株式会社 東芝 代表執行役社長 CEO

    水素と言うのがキーワードだと思います。
    この他電動化も行なってますね。

    この中で、一番目を引くのは、BWB
    全翼機ですが、ボーイングに買収された
    マクダネルダグラスが、長年研究しています。

    良いところ沢山有るのですが、旅客機には
    難しそうです。見た通り窓が殆ど取れない
    のと、旋回時に機体が大きく傾くのが、
    人には危険ですね。


  • Aviation Wire 社長 兼 創刊編集長

    エアバスがゼロエミッション旅客機を2035年に実現しようと、コンセプト機のデザインを発表しました。

    いわゆるジェット機の「ターボファン」、プロペラ機の「ターボプロップ」、全翼機の「ブレンデッド・ウィング・ボディ」の3種類で、推進力を得る仕組みが変わると全翼機がメジャーになるかもしれません。

    すでにエアバスは全翼機の検証用模型を飛ばすことに成功しており、15年後の実現はそこまで非現実的なものではありません。あとは新型コロナの影響で、こうした研究開発の予算がどの程度維持できるかでしょう。


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