米マイクロソフト、ゲーム開発のゼニマックスを75億ドルで買収
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製薬業界のR&Dと同じく、規模化が必要な業種であると。確かに、コンテンツは当たれば大きいのでこの戦略は教科書通りではありますね。また、Azure Edge Zonesと組み合わせられれば、クラウドとハードの筐体との連携処理が進み、5G SA時代の新しいゲームの世界が生まれてきそうです。
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TikTok買収の裏側でこの規模の案件も同時に進めていたというのが驚き。サティヤ・ナデラCEOのリーダーシップもさることながら、優秀なCorp Devチームなど組織の厚みを感じるマイクロソフト。サティヤ体制になってからのM&AはLinkedin、Github、Minecraftとどれもうまくいっており、GAFAMの中で最もM&Aに積極的。創業者でもない内部昇格のCEOの手腕ひとつで設立45年、社員15万人の帝国がこんなにも変わるという、良き実例。
MicrosoftがFalloutやDoomのBethesda親会社のZeniMaxを75億ドルで買収。Minecraftの25億ドルに続いて超巨大ディール。ゲームプラットフォームの戦いはハードやクラウドに加えて有力開発会社、有力IPをどれだけ抱えているかの勝負。今後も大型買収は続くと思う。日本の大手ゲーム会社ももちろんその対象になってきそう。ゲーム業界の大再編が起こってきた
Microsoftの2020年度第4四半期(Microsiftの会計年度は7月始まり、6月締めですので、4-6月が第4四半期にあたります)のEarning Releaseによれば"Xbox content and services revenue increased 65%"でした。2013年には事業撤退も噂されたXboxですが、苦難の時代を乗り越え、コロナ禍の影響で一気に勢いが出てきましたね。
マイクロソフトの事業領域は
①Productivity and Business Process(LinkedInやOffice365など)
②Intelligent Cloud(Azure)
③More Personal Computing
の3つに分けられていて、Xboxは③の領域に属します。今回の買収は、今後さらに③の事業領域を伸ばすための大事な一手なのでしょう。