「漢字から離れなかった日本」と「漢字を捨てて、また拾った韓国」＝中国報道-サーチナ

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注目のコメント

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年09月21日

  サーチナの面白い記事。中国人は漢字を使うことが中国文化圏の一部であることの証明のように思っているのだろう。しかし、日本人はそうは思わない。中国で生まれた漢字を日本は取り入れた。しかし日本人はひらがなを発明して漢字と組み合わせて中国語にはない独特の表現力を創造したと思っている。漢字にしても明治以降、日本人が造った自然科学、社会科学の熟語は中国がそのまま真似をしたではないかと日本人は思っている。このサーチナの記事で「韓国は漢字の習慣を捨てて、また拾った」と表現しているのは、いかにも中国人の韓国観がでている。「依存心と自尊心との間で揺れ動く韓国」と見ているのだろう。このように見ていたら欧州系の言葉の発生と枝分かれの過程などはしんどくて研究できなくなる。