年収1000万円のサラリーマンと自営業、手取り額はどのくらい変わるのか

コメント

注目のコメント

• Yoshinori Aoyama

  保険ウォッチャー・子育て主夫（プチFIRE） 不動産投資

  ・2020年09月20日

  この同じ「年収」水準、僕はサラリーマン時代と自営業との両方で経験したことがあります。
  
  まず、サラリーマンから自営業に転身して痛感したのは「国民健康保険料」の負担の重さです。通院したり入院したりする機会は危険職種でもない限りサラリーマンでも自営業でも変わらないわけですし、さらにサラリーマンの場合は仕事中のケガなどには労災が適用されるのですから、医療費に関しては明らかに不公平。
  
  その分「年金保険料」は、自営業は厚生年金がない分だけ安いのですが、当然ながらそれは老後の年金額にも反映されてきますし、国民年金はサラリーマンと違って配偶者の分も払わなければなりません。ここも不公平と言えば不公平。
  
  経費なんて所得税や住民税を節税する効果はあるものの、事業を進めるうえで実際にかかるお金ですから手取りが増えるのではなく、100万円の経費を使うと税金が100万円以上少なくなるわけでもありません。減価償却費は実際にお金が出ていく経費ではないので節税の分だけ手取りが増えますが、その分は保有資産の資産価値が減っていくのですから、これも長い目で見れば同じですね。
  
  以上、ここまでいかに自営業が不利なのかを羅列してきましたが、実感として自営業は心地よく、副業以外でサラリーマンに戻る気は起きません（笑）
  実際に両方を同じ水準で経験した身からすると、同じ年収水準という「だけ」でサラリーマンと自営業を比較する意味はほとんどありません。
• 畠山 憲一

  「Mocha」編集長

  ・2020年09月20日

  同じ年収1000万円ですが…手取りの金額は結構違うものです。経費によってもずいぶん変わりますね。