トニー・シェイの「ザッポスがホラクラシーをはじめた理由」 - ザッポス伝説2.0 ハピネス・ドリブン・カンパニー
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注目のコメント
トニー・シェイの経営論はいつも時代の先を行っていて示唆に富む。
>植物でいっぱいの温室があって、植物の一つずつが社員だと考えてみましょう。
典型的な会社は、CEOは最も大きくて、強く、カリスマ性のある植物と見なされ、すべての植物が、いつかそんなふうになりたいと努力するでしょう。ただし、私は自分自身や、自分のCEOとしての役割について、そんなふうに考えたことはありません。
あるいは、CEOは温室の主任庭師で、自ら土に手を突っ込み、水の酸性度を測って、すべての植物の健康状態を詳細に管理するという会社もあるでしょう(庭師がそこまでやるかどうかは、庭いじりをやったことがないからわからないのですが)。こちらもやはり、私は自分がそのようなCEOだと思ったことはありません。
ザッポスにおける私の役割は、たとえるなら、温室を設計した建築家です。適切な条件を維持すれば、植物は自力で成長して花を咲かせるでしょう。すべてのものが一定の基準に沿って作られ、適切にメンテナンスされて、温室のすべての植物が成長し、その可能性を最大限に発揮できるようにする。それが私の仕事です。