空室は増え、トレンドも一変 都心オフィスの新常態
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テレワークで効率が上がる仕事もたくさんあるでしょう。
一方で会った気になるテレ会議の繰り返しで本当に人間関係は深まるのか、込み入った話ができるのか。昭和の世代にとっては、なかなか頭が切り替わりません。
昨夜も密にならないように心がけて「密談」をしていましたが、そこで語られる話はビジネスにとって重要だと思っています。
昭和生まれの人たちが異口同音にはなすこと。「最近の若い世代は夜会を嫌がる」。プライベートを大切にするのは素晴らしいことです。ただ、それで本音の話、人の機微に触れる仕掛けをどのようにやれば良いのか、30歳代以下の世代に教えを乞わないとなりませんね。テレワークは万能ではない。
基本的には、テレワーク推進の考えです。
情報連携やコミュニケーションの大半は、昨今のデジタル環境下においては何ら支障はありませんし、通勤にかかる時間やストレスの削減や、家族との時間の増加などメリットはあげれば枚挙にいとまがない。
ただ、一方で、デメリットがあることも事実。
それは、「モチベーション」などの、合理性だけでは割り切れない極めて人間的な部分。
受験生が何故図書館で勉強するのか?
自宅に机がないから?
否、自宅と言う環境では集中できないからです。
人は環境に左右される生き物です。
そういう意味でオフィスと言うハコは、「仕事モードにスイッチを入れる場所」としての存在意義はあると思う。受験生が図書館に行くように、サラリーマンやらOLがジムに行くように。
とは言え、従前のような労働集約形のオフィスではもはや不要だと思う。
今後はコワーキング+サテライトの融合型へシフトしていくと思う。各エリアにコワーキングが点在していて、それぞれが最寄りのコワーキングを利用すると言う形。企業は自前でオフィスを構えるのはなく、コワーキングを提供する事業者と契約して、利用に応じて料金を払うという形。いわばオフィスのサブスクですね。全社員で集まる必要性はあまり感じていません。拠点があるように、チームやプロジェクトメンバーが集まれる場所は無くしてはいけない気がします。コミュニケーションはオンラインでも問題ないといいますが、本当にそうでしょうか?今までの長い歴史の中でオフラインコミュニケーションしてきた我々がオンラインでうまくやっていけるのか?それは、今は支障ないのかもしれません。これが長く続くとなると弊害は出てくるのではないでしょうか。ハード面の改革は一瞬で変わっても支障はありませんが、ソフト面、すなわち心や心理に関わる部分は慎重になるべきかなと考えています。
オフラインで問題ないのであれば孤独死なんてなくなりますよね。