英ＬＳＥ、イタリア証取売却でユーロネクストと独占交渉

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• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2020年09月19日

  売却額が最大40億ドルに達する可能性も、とのこと。
  証券取引所はずっと取引所同士が統合して規模の経済を追っている。それは巨大な情報システムという側面があり、その文脈でLSEのRefinitiv（旧Thomson Reuters）買収があり、独禁法文脈からのイタリア証取の売却をするという流れ。
  世界の主要な取引所は米国のCME（時価総額約7兆円）、HKSE（同6.5兆円）、ICE（同約6兆円、NY証取も買収済み）、LSE（同約4.5兆円）、Deutsche Borse（同約3兆円）という具合。Euronextは時価総額約8000億円でパリ証取やアムステルダム証取などを運営。ちなみにJPXは約1.5兆円。