ロシア国鉄が韓国、北朝鮮と会合 12月、貨物試験輸送で
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このニュースに注目したい。ロシア国営の「ロシア鉄道」が9月17日、朝鮮半島を縦断する鉄道を利用した貨物の試験輸送の詳細を詰めるため、北朝鮮と韓国、ロシアの関係者が12月に会合を開く予定だと明らかにしたとの話。2000年6月の南北首脳会談のあと、シベリア鉄道と南北縦断鉄道を連結する構想が議論された。それを推進するためにモスクワで韓国、ロシア、中国、日本の政府関係者、学者が議論をする国際会議に出席したことがある。ロシアと韓国は真剣だった。しかし、構想は遅々と進まない。南北和解が進まないから。ただ、南北和解が進展すれば一挙に実用化する可能性がある構想だ。「朝鮮半島の鄧小平になりたい」と考える金正恩委員長が実利優先で鉄道連結構想を推進する方向に舵をとる可能性がある。
国境オタクなので、ロシアから北朝鮮に入る鉄道については、ネットでよく読んでいます。
北朝鮮とロシアでは、線路の幅が違うそうです。
けれども、北朝鮮側の線路をロシアの規格でも走れるようにしているそうです。
→ 2013年9月に、北朝鮮東北部の羅津港からロシアのハサンまでの約54キロメートルを、ロシアが負担して、朝ロ両国の規格に対応する4線軌条に改修した。これによりロシアの軌間(1520ミリメートル)の車両が、不凍港である羅津港まで直接乗り入れることができるようなっている。
これを使い、平壌からロシア行きの定期列車がありますが、しばしば運休するそうです。
北朝鮮と韓国は、今は走っていませんが、北朝鮮と国境を接するパジュ市で、鉄道は基本的に繋がっています。
だから、理論的には、ロシアから北朝鮮に入り、韓国の釜山まで繋がっていますね。