小泉大臣に直撃、日本が環境先進国に返り咲くには?
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注目のコメント
「石炭火力を増設するから"石炭中毒"」などと批判された点については、堂々と反論していくべきです。
【石炭火力発電からのCO2排出量と削減ポテンシャル】
https://www.jpower.co.jp/bs/karyoku/sekitan/images/q03_img_02.png
それぞれの国家における石炭火力発電の「二酸化排出量」や「燃料の削減量」で評価すべきであって、「自然エネルギーの割合」で見るような欺瞞があってはいけません。
例えば・・
現在:石炭火力90、自然エネルギー10 →自然エネルギー10%
だったとして、これを
石炭火力120:自然エネルギー80 →自然エネルギー40%
とかやる意味がないと申し上げたいです。
97年時点で、日本の省エネ技術はまさに世界一でした。
既に十分な省エネ技術が普及していたにも関わらず、「○%」削減という【割合】での指標を元に評価するのがそもそも誤っています。
ともあれ、なぜ日本の省エネ技術が世界一だったかと言えば、企業が大胆に環境汚染対策について「投資」したからです。
なぜそのような投資が可能だったかと言えば、「好景気だったから」です。
不況下では、いくらSDGsを叫ぼうとも大胆な投資が生じず、従って環境先進国に相応しい技術などは生じません。
だからSDGsの「D」は「開発・成長」であるにも関わらず、殆どがむしろ経済活動を縮小させるような【エコ】的な話に始終してしまい、本質からベクトルが大きくズレていってしまうのです。
掛け声やリーダーシップ等ではなく、まずはデフレ脱却を果たし、諸外国並みの経済成長を実現しなければ環境先進国になどほど遠いものになるでしょう。直近のポリ袋有料化は悪手だと思っています。
小泉さんは有料化の目的は国民の環境負荷(CO2排出に起因する温暖化、海洋汚染等)への意識改革、啓蒙活動だと認識しているようです。
ポリ袋を減らしても、環境問題は解決しないとも明言しています。https://newspicks.com/news/5162018?
ではなぜポリ袋なのでしょうか?なぜペットボトルではないのでしょうか?
なぜ有料化する必要があったのでしょうか?
そもそもプラごみを削減する世界の流れと日本は目的と手段が合致するのでしょうか。
この辺りのメッセージが正しく国民へ伝わっているようには思えません。
ポリ袋=悪のような短絡的なイメージが先行してしまっていて、製造メーカー等が不憫に思えてなりません。
ポリ袋メーカーの清水化学工業のメッセージ → http://www.shimizu-chem.co.jp/message.html短期的な国益を左右する交渉をしなければならない防衛大臣や外務大臣よりも、仲間や根拠づくりをしつつ長期的な種蒔きとしても環境大臣を続けるのは向いているのでは。
ポエムは海外に発信する際に必要な要素。あとは仲間づくり上手そうなのと、政治的な直感で進む方向を感知して手を打つのは得意かも。
間違ってもオリジナルな無根拠の政策など出さずに、環境外交実績を積んで国内を動かすつもりでやってみてはいかがでしょうか。