米鉱工業生産、8月は製造業が1.0%上昇 回復鈍化の兆し
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注目のコメント
傷が深い分、回復の初期では反発力がありますが、段々と弱まるのは致し方ないところ。
結局、生産を牽引する需要が内外ともに弱いため、生産はそろそろ頭打ちとなるような印象もあります。
米国の指標の多くは回帰式+季調のため、そもそも単月で見て良いのかという話もありますが、トレンドが増勢の鈍化や頭打ちで止まるのか、減勢に転じるのか、注視したいところ。コロナ前を6%下回るレベルで増勢が鈍化してきました。リーマンショックのときにも、結局は直前ピークを回復することができなかったので、今回もこの水準が「新しい均衡」になるのかもしれません。