ジョブ型雇用は日本人を幸せにするのか?
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ジョブ型かメンバーシップ型か、私はどちらも必要な形だと思います。
以前、韓国のアイドルのデビューの仕方と日本のアイドルのデビューの仕方について書かれた記事を読んだことがあります。
その記事の内容は、韓国はデビュー前に徹底的に育て完璧にしてから世に売り出すが、日本には完璧に育てる前にデビューをさせファンに育ててもらうという文化がある、という内容だと記憶してます。
確かに韓国のアイドルのダンスの完成度はいつ見ても惚れ惚れしてしまいますよね。
しかし日本には下手でもいいではないか、ファンが彼らを育てていこう、という日本特有のアイドルの育て方がある、というのです。
この記事を読んで、なんとおおらかな人種なんだと心がほっこりしたのを覚えています。
日本人は本来遊び好きで、おおらかな人種だったはずです。
そこには、人は出来ないことがあったとしても何かいいところがひとつくらいはあるだろうし受け入れ育ててやろうじゃないか、という粋で懐の深い文化があったのではないかと思います。
ジョブ型が正解、この考え方こそが実は一番恐ろしい。
ジョブ型にせよ、メンバーシップ型にせよ、それぞれの企業は形も違えば社会的使命も違うのだから、仕事の仕方も企業にとってより良いものを取り入れればいいのではないか、そう思うのです。
その中で、自分が幸せだと思える選択肢をいかに増やすことができるか、これが日本人全員に問われているのではないか、と思います。「会社が〜」という言葉を免罪符にして自分が楽しようとしいる気がプンプンする時はある。
今のご時世だったら、それが「コロナが〜」かもしれないし、スキー産業においては「雪が〜」かもしれない。
コロナや雪はどうしようもできない部分もあるが、せめて自分が所属している会社を基準に物事を考えることをやめて、
自分として、あるプロフェッショナルとして、どのように相手に貢献できるのか、今何ができるのかを考える。そういうマインドセットが今、必要な時だとおもた。就社じゃなく職につく。やりたいことを自分で選択する。仕事に生きる。これがジョブ型のマインド。多様な働き方を選択できるこれからの時代において、ジョブ型は、あなたはどうしたいのか?と、生きることへの主体性を問いかけてくる。work in life。