内定取り消し、昨年の5倍に コロナ影響、8月末で174人
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東日本大震災の厚労省の発表では
【採用内定取消し・入職時期繰下げ件数(3月11日~6月30日)】
○ 内定取消し 416人(121事業所)
○ 入職時期繰下げ 2,366人(266事業所)
そして今回
8月末時点で76事業所、174人
全国規模で考えると、かなり少ない印象です。9年の間に各社が努力改善した結果ではないでしょうか。内定取消は問題だと思います。
しかし、もっと大きな問題は採用のほぼ1年から半年前に実質的な内定が決まっていることです。しかも、社会全体で新卒採用は10月1日までに決めるような風潮があり、企業も学生も呪縛のように縛られています。
1年後の見通しすら分からない時代に、1年後の内定を決めておくことは双方にとってリスクです。平時には気がつかない点ですが、非常時には顕著に現れます。リーマンショックで経験済のはずなのですが…。第一希望でなくてもいい、介護や福祉を目指してなかったとしても、「案外自分に合ってるかも!」「意外とおもしろい!!」なんて世界が待ってることを、介護・福祉の事業者が届けるタイミング。