三菱商事社長から全社員への「釈明メール」独自入手、軋むエリート集団
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注目のコメント
ファクトとオピニオンが入り混じった質の低い記事でした。
本記事は、組織のアセスメント結果が悪かったこと、業績の落ち込みを問題としていますが、そのような短期的に発生した問題を取り上げる上では、そもそも垣内社長がどのような狙いをもって改革をしているのかを丁寧に取材し、その上でその文脈から問題点を解釈し、論じる必要があります。
ましてや、このような刺激的なタイトルを打ち出す以上、そうしたことを確固たる論拠に基づいて論じて欲しいのです。
過去に読んだ三菱商事の改革に関する記事では、自分たちで事業を作っていくことへチャレンジする、経営人材を育てる場にしたいとあり、この事の進捗を論じるならわかります。
しかし、記事ではファクトとオピニオンが入り混じり、内部情報の断片的なリークと印象論しか書いていないので、非常にがっかりしました。
記事中では、かたや抜本的に改革しろと書き、かたや社員の納得するような進め方をしろと書く。もちろん、この2者について、経営層から全体の方向性がちゃんと示されていなかったり、やっている施策との矛盾があるならば、そのことを丁寧に論じていただきたかったです。批判とはそういうものと理解しています。
もっと違うことを書きたかったのか、それとも単に取材が足りないのか、いずれにしても、良い記事とは思えませんでした。経営への不信感が相当溜まっていると思うので、一度吐き出した方が良い。
どのようなアンケート形式かは不明であるが、会社発信のアンケートだとすると、そこの自由記述欄に書かれた不満は氷山の一角。
忖度の無い議論を行ってきたとメッセージにはあるが、そうなっていないのが現状では無いかと思う。
現場の声を拾い上げ、施策を実行していかないと現場の納得感がなく運用に乗らない。
昭和、平成はそれでいけたかもしれないが、働く価値観の多様化も広がりつつある令和では通用しないだろう。
大企業で従業員が多いからできない?
そうやって生産性の低下を放置し、30年以上も日本は負け続けてきた。
そろそろ本気で向き合うべきかと。そもそも、こういったメールが流出する時点でマネジメントが効いてない現れですね。
三菱商事の方々には今まで何人もお会いしたが、非常に熱意があり、優秀な人が多い印象を持っています。
今は厳しい局面だと思いますが、是非頑張って乗り越えてほしいです。
結局は結果(業績)が全て。結果が良ければ、社員からの評価も自ずと上がっていきます。
応援しています!!