【現場ルポ】赤字のイケアが「原宿」で勝負に出た
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イケア特集第2回はイケア特集、第2回は6月にオープンしたばかりのイケア原宿のレポートとなります。単身アラサー男はメインのターゲットでは無いかもしれませんが、実際の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
駅舎もリニューアルし、アットコスメの旗艦店やユニクロ、スタバなどに挟まれるイケアとJR原宿駅前はかなり雰囲気が変わりました。何度か足を運びましたが、オープン前に並んで入る人も見られ、原宿の「注目スポット」としてまずは歩み出しているのだなと感じました。
一方で、小型店舗ならではの致命的な弱点もあり、今後も改善は必須。果たして人気の「サメ」はゲットできたのでしょうか。
今年の冬に開業予定のイケア渋谷へ弾みをつけるためにも、原宿から盛り上げてほしいです。ユーザーから見たイケア原宿。自分で行ってみないと実感はわかないですが、郊外のイケアの体験があるほど、「意外とほしいものがない」となるのは理解できます。ニトリの都心店は雑貨比率を高くしている印象がありますが、やはり場所を取るが商品回転が低い大型家具を都心の一等地でやるのはかなり厳しいものと思われます
知りたいのはイケア側がこの店をどう位置づけているのか。見方によってはコスト度外視の旗艦店、ショールーム的な位置づけもあり得ると思いましたが、渋谷にも巨大店を作るというのは、都心型の新たなモデルを確立しようとしているように感じますイケア原宿の隣に、ユニクロは、6月5日(金)ウィズ原宿に「ユニクロ 原宿」をオープンさせています。同店内には、「StyleHint」があり、店舗のデジタルサイネージから自分が気に入ったコーディネートを見つけて、その画面をタッチすると店舗内で置いてある場所や価格などがわかります。今回の記事にある、「イケア原宿の致命的な欠点」とは対照的。イケア原宿はまわりの店舗のコンセプトやMDにある程度カスタマイズしたのだと思いますが、ちょっと中途半端な感じ。思い切って、もっと原宿に合わせるか、イケアらしさで勝負するか、そのいずれかで勝負した方がよかったのではないかと思います。