米西部の山火事、煙や灰がカナダにも 世界最悪級の大気汚染

コメント

注目のコメント

• 松沢 優希

  日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

  ・2020年09月13日

  悪循環です。気候変動は干ばつを促進させ、山火事を起こりやすい環境をつくります。木食い虫が温暖化で北上してきています。木食い虫に食べられた木は燃えやすくなりますし、乾いた木は水を求め、土壌はさらに乾燥します。森林が山火事で燃えると、温室効果ガスが放出され、気候変動が悪化します。
  
  山火事を誘発する気象条件を察知し、事前に住民に呼びかけるAIも開発されていますが、山火事は昔よりも広い範囲で季節を問わず起こり得るものとなっています。対策が難しくなる一方ではないでしょうか。
  
  山火事を気候変動と結びつけ、これは一次的な大災害ではなく、行動変容が起きない限り今後も起き得ることであると認識を改める必要があると思います。
• 林田 修一

  世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

  ・2020年09月13日

  アメリカのみならずフランス、オーストラリア、ブラジルなど山火事の被害は最近明かに多いと思う。
  ゴミ問題や工場の大気汚染などの直接的な環境被害のみならず、自然災害の企業への負のインパクトについても気候変動のシミュレーションをしてリスクとして公表を義務付ける動きが世界的に進んでいる(金融安定理事会が作成しているディスクロージャー義務)。
  保険業界などのリスクは当然高まるが、こういった事件が多発すると昔と違って単に保険料が上がるという次元の話ではなく、自然災害の影響を受ける一般の企業も多いので今後は投資家による企業価値評価により直結してくる。
• 小野 雅裕

  NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

  ・2020年09月13日

  この中に住んでいる者です。たしかに空がオレンジっぽいのは事実ですし、状況が本気で深刻なのも間違いないですが、ここまでオレンジなのは写真マジックです。