公開討論会 対中外交 岸田氏「したたかにコントロール」 石破「米中協力する世の中を」 菅氏「ハイレベルの機会活用」（産経新聞）

コメント

注目のコメント

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年09月13日

  公開討論会を見た。各候補者の最初のスピーチ、質問に対する回答などであわせて2時間。長かった。各候補者の価値観、外交スタイル、論理的思考能力、歴史に対する洞察力、意地悪な質問に対する逆襲のしかた、あるいはたじろぐ様子などがすべてリアルタイムで映し出される。総裁選びの結果は決まったのと同然だから、これが民主主義的プロセスなのかどうかはわからない。外国の目にはどう映ったか。したたかな外交と軍事を展開する中国。上から目線で日本を見るようになって10年の韓国。「対日外交は対米外交の一部。日朝関係は後回し」を決め込む北朝鮮。安倍政権の果実と課題を引き継ぐ新政権を不安げに見つめる米国らの目にどのように映っているのだろうか？日本の前途が心配になってきた。