世間を見ていると、みんなサボりすぎ。ビジネス賢者に聞く「コメント力」の上げ方
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『コメント力』を磨く。
実に現代的でわかりやすい表現だなと思いました。笑
私が社会に出て1番驚いたのは、『自分が思っていることを言え(わ)ない』人が多いこと。
私は小さい頃から
「ちゃんと自分の考えを持ちなさい」
と母に言われ続けてきました。
しかし、世の中に出てみると、驚くほど自分が思っていることや考えていることが言えない方々が多く、そのギャップに驚いたんです。
しかし、よくよくそうした方々を見ていると、『言えない』のではなくて『考えていない』のではないかと私は感じます。
頭を使って考えることはとても労力がいることだし、それを明確な言葉にするためには、言葉を知らないといけない。
様々な理由・状況下では思考力が落ちることは仕方ないですし、言葉知らないなら学べばいい。
問題は、そこに対して『主体的な行動が取れるか』否かだと思います。
自分から主体的に物事に対して問いかけ、何でもいいから答えを作り出す。
ここまでが『考える』ことであり、『言う』ことは発信するすことになります。
まずは考える習慣がない方は、『考える』ことから逃げずに自分の今思っていることや感じていることを素直に言葉にしてみることから始めるのがいいのかなと思います。
注目のコメント
プロピッカーのお話を頂いた時に、Newspicsの方とお話しさせて頂く中で、強く共感した言葉がありました。「Newsを読む中で、ただ読み流してしまうのではなくて、『自分ならどう考えるのか』という“スタンス”を持ってほしい」という言葉です。
もともとVUCAなんて言われていた時代に、コロナの影響もあり、より世界は不確実さを増しました。その時に必要なのは「意思」「価値観」だと思います。「自分は世界をこう捉えている。だからこう行動する」という意思を持つことが、正解はないからこそ、これまで以上に重要になってくると思います。
私がNewspicsさんの方が仰っていた「読んでくださる方が、ご自身のスタンスを持つ」ことに少しでも貢献するために、コメントさせて頂く時に意識しているのは:
① 個人の感情論だけにならないこと
② そのニュースを多角的に見られるような、別ソースの客観的な情報(出来れば定量データ)を提供すること
③ そこからインサイト(+自分の考え)を提示して、思考のきっかけになること
です。
ちなみに、これがコンサルティングワークであれば、もう少し違って、インサイトを、よりインパクトのある言葉で伝えること、を圧倒的に重視します。
コメント力には、インプットとアウトプットのどちらも必要ですが、当然その間に存在する「自分なりの判断軸≒価値観、スタンス」が一番重要です。インプットとアウトプットは比較的テクニカルに向上させられるものだと思いますが、「自分なりの判断軸」をどう磨くのか、これは本当に今まで生きてきたその人の経験値や、1つ1つの事象をどこまで深く考察してきたか、に因ると思うんですよね。「自分が今なぜそう感じたのか」を深く見つめること。私なんてかなりの自分の思考マニアなので、めちゃめちゃ考えます、何なら1日の思考時間の20%くらいを「今なぜ私はそう考えた/感じたんだろうか」「以前も同じように感じたことがあったな」「その時はこういう背景で、今とはこの点が違うのに、なぜ同じ思考になったのかな」「あ、私はこういう軸で物事を捉える傾向があるんだな」とか、ずーっと考えています(笑)。そこから自分の軸を探っていく感じです。
世の中の事象に加えて、自分自身への興味というのも、コメント力を向上させる1つの方法かもしれないな、と思いました。まさにコメント力!
それぞれのコメント力の身につけ方が面白い。こんなふうに、はっきりと自分の考えを言えることが大事。
考えたことに自信を持つ、自分を信じることですね。