ダメ企業の株価が高いワケ 回復阻む市場原理
フロンティア・マネジメント
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コメント
注目のコメント
日本の配当と優待推しは株の本質から目を背けようとさせているようで好きではありませんね。
配当が多い銘柄の多くは成長を見込めない企業が客離れを防ぐ目的のものです。成長企業は自社投資に資金を有効的に使いたいため配当なんて出せませんし、その使い方と成長性に投資をするから株価が上がり投資としてのリターンを得られるのが本質かと思います。
それを理解した上で投資している分には何も問題はないのですが、証券会社や金融系の雑誌がこぞって配当や優待を取り上げてそういう株を買わせようとしている姿勢には同調しかねるものがあります。ダメ企業の株価が高い理由の最たる例ではないかと。
挙げ句の果てに政府が大型株をまとめたETFを買い支えしている。これでは健全な決算を出している企業と出していない企業の株価に差がつかず、国民の見る目が養われません。真っ当な評価を反映しない市場は害悪だと思います。そのような大局をぼかす政策が国民の金融に関する教養を学ぶ機会を剥ぎ取り、それを証券会社は助長しているのが現在の日本市場という認識です。ダイエーが株式併合で実質取引株価が4530円になったと書かれた時点で読む気をなくしました。取引金額は上がったけど価値は変わってないのに、明らかに高くなったと主張したいんですかね…。印象操作ですね