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日銀の元金融市場局長の山岡浩巳さんに、「次の首相が真正面から取り組めない」日銀の金融緩和の出口について解説してもらいました。四つあります。

金融政策に興味のある方、プロに是非読んでもらいたい。

中身の濃い原稿ですが、本誌だと削らないと掲載できなかったかも知れません。オンラインはいつでも読めるし、自分でアーカイブできるので便利ですね。
「このように日銀は、「マイナス金利」を旗印に掲げ続けつつも、実際にはマイナス金利があまりかからないように腐心しているといえる。この面を見れば、実は日銀は、マイナス金利からの出口をステルス(目に見えない形)ですでに試みていると言えなくもない」

量的緩和は十分過ぎるくらいやったのに対し、マイナス金利はやったふり。相性が悪いなら物価目標を達成できない量を止めて、ちゃんとやってこなかったマイナス金利を深掘りするのが筋だろう。