大麻―薬物規制の功罪 専門家「薬理作用よりも、刑罰やバッシングが人生を台無しにしている」
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「2018年にカナダで娯楽目的の大麻が合法化された時に、10万人以上の若者たちが集まって大麻を吸ったのですが、少なくとも報道を見る限り、暴動は起きませんでしたね。もしも同じ状況で、大麻ではなくアルコールだったらどうだったでしょうか?」
「例えば、ペルーではコカの葉を昔から吸っていますし、大麻も南米やアフリカの一部の地域では昔から使われている。北米のネイティブ・アメリカンの間では、かつて成人式の際に、新成人は年長者からペヨーテ(幻覚サボテン)の正しい使い方を指南される風習があったと言われています。
それから、レゲエミュージシャンに多いラスタファリズムにおいては、酒とタバコが毒物として禁止されている一方で、大麻は「神の草」「健康にいい」として推奨されている。アルコールをタブーとするイスラム圏では、サウジアラビアのようにアルコールを違法とする国もあります。」
「国連のキャンペーンである「国際薬物乱用・不正取引防止デー」を厚労省が「国際麻薬乱用撲滅デー」と言い換えているのはなぜでしょう。」
「国連のメッセージは元々、「Yes To Life, No To Drugs(人生にイエスと言い、薬物にはノーと言おう」だったにも関わらず、厚労省は前半をカットし、後半部分を抜き出して「ダメ。ゼッタイ。」としています。」
非常に面白かった。
各国が大麻規制の手綱を緩めてゆくなかでの日本の「反応」は思考停止状態。エビデンスもきちんとあるのでは?
私はお酒飲まないので、アルコールにやられている人を見ると「合法」ってだけの違いかな?と思ってしまう。。
注目のコメント
薬物問題治療を専門とする松本俊彦先生のインタビュー記事。
今回の俳優の方の問題に対して、大麻の問題は制度的・歴史的に構築されだものである可能性もあり、過度なバッシングに対して、異議を唱えていらっしゃいます。
実際、それ以上に深刻な合法的な薬物への依存(アルコール依存、市販薬や処方薬依存)は合法であることから、当然何らバッシングを受けるものでもありません。
大麻に関しては、たしかに非合法であることから、使用してはいけないのは前提としながらも、しかし、その実害の少なさにも関わらず刑罰やバッシングがあまりにもアンバランスであることが指摘されています。
このことはちゃんと議論されてしかるべきですし、今回の問題で伊勢谷さん他の芸能人の方々が抹殺されるのは確かにおかしいと私も思いました。まさにそれ
伊勢谷友介さんが大麻取締法違反の疑いで逮捕された件についてお話します https://youtu.be/D60QsEtF2z8https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000180755.html
厚生労働省の大麻乱用者の告白 というページです。
相当、悲惨なことかいてあるかと思いきや、どれも悲惨なのは逮捕されたことによる社会的な制裁のせいであって、健康被害とかではない。
むしろ、大麻で気分アゲアゲ的なことも書いてある。これ読んで、正直ちょっと大麻やりてーって思いましたよ。 現行法で禁止されているので、アウトはアウトですが、ちゃんとエビデンスに基づいた検証をしてほしいですね。