英アストラゼネカのコロナワクチン治験、来週再開も=FT
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注目のコメント
合併症の可能性があるとして報告された「横断性脊髄炎」は、ワクチンとの関連も考慮すべき疾病であるものの、非常に稀な疾病であり、当該患者もすでに快方に向かっているとのことで、公益性の高さからも、臨床試験の続行は十分妥当と考えられる状況と思います。
報告された疾病については、こちらのニュース、およびコメントも合わせてお読みください。
https://newspicks.com/news/5214676今回の臨床試験において有害事象とされた横断性脊椎炎は自己免疫系の疾患の可能性は以前から示唆されており、他のワクチンの接種後の事例はあります。
このワクチンとの特異性をきちんとした検証が望まれますが、こういった透明性がのちの信用を得られるものだとも思います。他の方も触れていますが、この手の話は世界で数多くの臨床試験を行っている以上は今後いくつも報告されるはずです。薬を投与中に起こる有害事象はそれが薬によるものなのか、薬を接種しなくても起こったものなのかを判断することは本当に難しいものです。その因果関係が何年も経ってからようやく解明されることも珍しくありません。なので少なくても第3相試験で偽薬との発生頻度を比較することが大切なステップとなります。このニュースを聞くにつれこのステップを飛ばして承認したロシアって国が恐ろしくなります。