「部下を育てる」ことを「部下の能力を上げる」ことだと勘違いしていた、という話
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上司と部下という言葉をこれまでのキャリアにおいてあまり使ってこなかったのですが、リーダーが人の行動パターンを変える、振る舞い方を変える機会を与えることはとても重要だと思います。その人にとっても割と無意識にとっている行動パターンですから、何か違った刺激を与えることで、新たなFindingが見えるといいですよね。
私はまわりにいるたくさんのリーダーと良く話し率直に感じているようなフィードバックをもらい、その人たちの素晴らしい動き方を見て自分にはない点だったなと学びそれを自分の行動に実践するようにしています。
人によってモチベーションを感じるポイントは様々、全く自分と同じ行動様式にはならないので、たくさんの選択肢やチャレンジを送って何かささるポイントがうまれるといいなと思っています。馬を水桶に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない、って言葉は好き。無理矢理水桶に頭突っ込ませるとかしても飲みたくなければ飲まないし、喉乾いたと思わせたり、おいしい水と思わせないと飲まないし。
教育に関わってもいますが、人を成長させるとか、能力を変えるなんておこがましく、変化を促せる場作りであり、変化を伝えて、ご本人に取り組みの振り返りをしやすくしてあげることが大事かと。僕は人材開発は、足枷を外す作業かなと思ってます。皆さん、ご経験の通り、やれない部下にやれと言ったところで、やれないものはやはりやれない…。やり方を伝えところで、それは僕のやり方であって、万人にフィットするとも限らない…。それよりは、やれない足枷を見つけ、気づかれないようにそっと外す、、、そういう地味な作業なんだと思います…。そうすれば、押しつけでもなく、自分でやれるようになったと感じる成長実感も高いですしね…^_^