アストラゼネカ、全世界でコロナワクチン治験中断 安全性に懸念
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多くの人にワクチンを投与し、プラセボと比較して有効性と安全性を確かめるための「第3相試験」の最中に出現した今回の問題。
これは「予期せぬ事態」ではなく、こういった報告があれば一旦立ち止まって検証しようと事前に決めていたわけであり、想定された範囲内のものです。コロナのワクチン開発では、政治的な影響が医療や科学に影響を与えかねず、ネガティブな情報がもみ消されてしまう心配もありましたが、こういった報告が出てくるということは、臨床試験が公平に行われているということの証拠でもあります。
一方、「コロナワクチン」「副作用」という言葉が独り歩きしてしまうと他のワクチンへの不安にまで広がってしまい、接種する人が減ってしまうと長期的には国民の被るデメリットが大きくなってしまいます。報道の仕方によっては誤った印象を与えかねず、注意する必要があります。