【宮田裕章】誰も取り残さない社会へ。データが握る世界のディスラプション
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注目のコメント
withコロナ時代のニューノーマルについて
宮田裕章先生にお話を伺いました。
コロナ・ショックをポジティブな契機ととらえ、
世界をより良い方向に変えていく力とは?
データ活用は誰も取り残さない社会は実現できるのか。
●経済合理性以外の評価軸の重要性が高まっている
●データを握る企業がそれを自由に使える時代は終わった
●データ活用で誰も取り残さない社会へ
●コロナを社会変革に向けたポジティブな契機とできるか
ぜひ、ご高覧ください。やはり宮田先生の考えは理路整然としていていいなぁ。Weekly Ochiaiで初めて拝見して以来、その聡明さを尊敬しています(ファッションもちょっと憧れています)
欧米とは異なりデータを共有財産として活用していくことで、格差問題の解決の一助としていくというのは、理想論ではありますが、日本としては確かに目指すべき姿の一つでしょう。
熊本の豪雨被害も記憶に新しいと思いますが、日本は世界でも有数の災害が多い国であり、自然災害についても「災害弱者」と呼ばれるような格差が存在します。高齢者や身体障碍者の方が避難が難しいと言う点や、旅行者・外国人に正しい情報が届かないといったものが一例です。災害時にも、携帯の位置情報など個人がどこで何をしているのか?を把握することで人命への影響を最小限にとどめることができます。
ヘルスケアのような世界中のどの人間にも当てはまる領域も重要ですが、上記の自然災害のように、日本ならではの改善領域に注目することで、データ活用の「日本らしさ」がより見えてくるのではないかと思います。テクノロジーが何でも解決してくれるという「テクノロジーソリューショニズム」ではなく、効率化された先に、本来人がやるべきことは何かまで考えているのが、宮田先生のようなデータサイエンスのプロである方がお話されていて、希望が持てます。
そして、やはり宮田先生の存在感。写真にあらわれてて素晴らしいと思いました。
引用
ビジネスでも同様で、どんなに素晴らしいテクノロジーを活用しても既存のものを代替するだけでは新しい価値を生むことはできません。