年平均気温が4.3℃上昇!「未来の東京」は屋久島並の暑さになる
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気温の上昇には、地球規模で起こる地球温暖化のほかに、都市部だけで起こるヒートアイランド現象の影響も見逃せません。温暖化とヒートアイランドは似て非なるものです。
夏になると都市部よりむしろ沖縄のほうがマイルドな暑さになるのも、都市部の気温がヒートアイランド現象の影響を受けているからだと思われます。
記事では熱帯夜や真夏日・猛暑日が増えた原因としてヒートアイランド現象もあることには触れていますが、文章の流れ的にやっぱり温暖化が大きな原因っぽく見えるので、煽られてしまう人が多そう…。
温暖化の影響は確かに見逃せないし、この記事のように生態系や食生活にも変化が訪れると思いますが、むやみやたらと怖がるのはどうなんだろうと思います。今年は野菜が作りにくい。
通常お盆になると朝晩の温度が下がりますが、今年はむしろお盆から更に一段暑さのギアが上がりました。
野菜を植え付けても枯れます。発芽しないこともザラでした。なぜかというと山間部では秋の品種に切り替えているからです。
夏の品種は暑さに強いですが、生育後期に霜などがあたると即死につながります。
そのため対寒性のある品種にするわけですが、対寒性が高いと対暑性は下がります。
そのためお盆からの品種が耐えられなかったのです。
山間部農業の主戦場は平野部が作ることのできない8,9,10月ですが、今の気象になると高冷地じゃないと厳しくなるでしょうね。
このように農家は常に気象の影響を受けてます。クーラーtoクーラーの生活に慣れている人は気にならないかもしれませんが、植物などより気象の影響を強く受ける物を間近で見ている農家には深刻です。
しかし申し訳ないですが、都市部の方は言葉で言うほどの危機感は感じてないように思えます。新型コロナで大変な時期ですが、地球温暖化は着々と進行しています。熱帯性の病気も増えるでしょうし、経済的な打撃も実は大きいです。方策はわかっていますが、政治家は選挙に勝てないし、学者は御用学者と叩かれるから口を噤みます…