GDP改定値、年率28.1%減 4~6月、悪化幅拡大
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基礎統計である法人企業統計で設備投資が大きく落ち込んでいたので下方修正はわかっていましたが、民間在庫が上方修正で思ったほど下方修正になりませんでした。
ただ、より景気に近い民間在庫を除く実質最終需要で見ると前期比年率▲29.1%落ちてますので、こちらの方が実態に即していると思います。中国のGDP値との比較のため、実質GDP成長率を前年同期比で計算してみると、
2020/1~3月 -1.8%
2020/4~6月 -9.9%
2020/上半期 -5.8%
になります。
もちろんこれでも良い数字ではありませんが。アメリカも年率30%以上の減だし、欧州は40%を超える減。戦後最悪と言われると確かにギクっとしますが、あれだけ経済の機能を止めていたのだから、このくらいの数値にはなってしまうのでしょう。