Apple Watchの「家庭用心電計プログラム」と「家庭用心拍数モニタプログラム」が日本の医療機器承認・認証を取得
コメント
選択しているユーザー
血糖値が分かると良いんだけどな( ¯꒳¯ )ᐝ
針刺さないと分からないのかしら。
それにしても、時計で健康管理が出来るなんて近未来的。健康について調べていて、知識はだんだんついてきたけど、自分の体に何がおこっているのかはよく分からない。
分からないけど頭は痛いし、胃は痛いし、何これって時があるから、自分の体で起きている事を教えてくれたら分析と対策が出来る。
注目のコメント
不整脈専門医として、それこそ毎日心房細動と戦っているわけですが、、、とても楽しみにしていたものです。
ただし、家庭用心電計・家庭用心拍数プログラムというのは今年新設されたもので、Apple Watchで見つけた不整脈をどの程度信用して治療に移すかはこれから検討が必要です。
基本的には他の従来の心電計で診断確定させることが必要になると思います。既に発表されている海外データを見ても、そのまま心電図診断できる精度とはまだ言えないとは思っています。
また、簡易の心電計でわかる不整脈として注目されている心房細動は80歳で5%、90歳で15%と高齢になるとともに有病率が上がる非常によくある疾患ではあるものの、若年・中年層には相対的に有用性が下がります。
失神の際の心拍数記録とかが自動に残ればよいですが、転倒検出とかもできるはずなので、残るのかどうかとか、詳細が気になります。
追記
心電図波形は左手首に装着して右手でwatchに触れる必要があります。心電図で右手と左手に電極を着けるのと同じ原理。
心拍数は脈波を拾っている形になるので、それこそ頻脈時は不正確かもしれませんが、(機能的には)自動で間欠的に見ることも可能なのだろうと思います。
(実際に私が使ったわけではないので参考まで)脳梗塞の原因となる心房細動などの不整脈の早期発見に寄与する事が既にNEJMという超一流紙に報告されています。アップルウォッチの心電図は韓国などでも承認を受けているとのことで、日本人のデータを含むアジア人でのデータの蓄積に一歩前進ですね。
総合診療医としては、これらを活用した研究をデザインしたいと思います。
転倒を覚知できると他のコメントであり、高齢者診療のイノベーションにもきっと役立つでしょう。