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ウォルマートの自社ブランドの海外事業は今までほぼうまくいっていない状況ですが、インドについてはフリップカートを中心としたローカライズ戦略でどこまで成功できるか?物流網も整っていない、決済も整備されていない、フラグメンティッドなインド市場なので、成功までの道のりはまだまだ長そうですね。
インドは、パパママストアなどの中小小売業を政策的に守る国です。
なので、昔からウォルマートは厳しい経営の舵取りをしていました。本来は、小売業で経営したいところですが、卸のような業態からスタートし、規制緩和を待つような感じでした。

今は、昔よりは緩和されているようですが、本来のリアル店舗での小売業はできていません。

一方、アマゾンが妥当を目指す、先行するフリップカートを買収するチャンスを得て、イーコマースで攻めています。

フリップカートの強みは、独自宅配網にあり、アマゾンも数千億円を投入し、整備しています。

国土が広く、難解な物流規制のため、物流のコストが多くかかりますが、Amazonとの戦いに勝利し、インドの規制緩和によって、一気に拡大したいと思っているに違いありません。
ウォルマートは2007年にインドに進出し、現在28の小売店向きの卸売業態のCash&Carry型の店舗を運営しています。Cash & Carryと言うのは、小売業者しか入れないCostcoみたいなもんです。ここで、キラーナやその他小売の人が商品を仕入れて、自分の小売店で販売します。インドでは、いわゆるマルチブランドリテールと言われる、スーパー、GMS、百貨店、コンビニ、ディスカウントのような業態は、外資規制が参入が非常に難しくなっています。故に、ウォルマートやメトロのような大手外資小売は参入が認められているCash & Carry 業態でインドに進出しています。そうする事で、インド政府は多くの国内小売店舗を保護する一方で、インドに足りない倉庫物流への投資を外資に行わせてきました。

ただ、近年はECの発達や複雑なスキームを使い外資企業が間接的にインド小売業に参入するケースが相次いでおり、インドの従来の小売業態に影響を与えています。ウォルマートのフリップカート買収もそうですし、ソフトバンク出資のグロファーズなんかもそうです。外資の小売業参入はそれなりに熱いトピックとなっています。

さて、ウォルマートが現在どうなっているかと言うと2019年3月末決算で406.5億ルピー(約600億円)の売上に対して17.2億ルピー(約26億円)損失を出しています。フリップカートも同様に売上は上がっているもの、損失が拡大しているフェイズです。

https://economictimes.indiatimes.com/small-biz/startups/newsbuzz/walmart-india-revenue-rises-11/articleshow/71732649.cms

https://economictimes.indiatimes.com/small-biz/startups/newsbuzz/flipkart-two-key-units-losses-up-69-revenue-up-43/articleshow/71799282.cms

インド攻略はウォルマートの将来を占うと言えるかもしれましんが、それはなかなかの茨の道なのかもしれません。
FacebookがECに投資したのがニュースになりましたが、こういったオフラインの販売はどうでしょう。インドはまだ低所得で日用品を小分けして買うイメージ。ウォルマートのようにたくさん買って格安というビジネスとの相性はどうだろう。

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