東証反落、終値は260円安 米ハイテク株安が重し
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日経平均株価は260円安で3日ぶりの反落となっています。
米国株はNYダウが807ドル安と3カ月ぶりの急反落、GAFAを始めテックブームが逆回転し、前日最高値だったNASDAQ指数が5%近い急落となりました。
コレを受け今朝の東京市場も利益確定売りから急落、335円安から始まりました。
但し下値を売る動きも限定的で、23000円台は余裕でキープし、早々に下げ渋る展開となりました。
今晩に米雇用統計を控えることや台風10号接近で様子見気分は強かったようですが、米株安の割には底堅かったと云えそうです(日銀ETF買いも入った模様)。
東証1部売買代金は4日連続で2兆円割れ、電機などハイテク株が安かった一方、トヨタ・ホンダ・スズキなど自動車株は堅調でした。
地銀など銀行にも高いものが目立ちました。
週を通せば322円高で3週ぶりに反発、前週末の安倍首相辞意表明でヒヤリからは、「後継は菅氏有力」で落ち着きを取り戻したようです。
テクニカル的には週足の一目均衡で雲のねじれが発生し、上昇トレンドの変化に注意要。
来週は8日がGDP改定値と自民総裁選告示、週末がSQ、中国は貿易統計、欧州はECB理事会です。
米株の調整が短期で留まれば、再び騰勢を取り戻すと観ていますが果たして。