Rocket Labが密かに打ち上げた初の人工衛星「First Light」とは?
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日本語訳の記事は読みにくい。一部、原文と意味が全く異なっている部分がある。
「First Light(ファーストライト)はその名のとおり、軌道へのアクセスがいかにして軌道に乗らなくても良いかを示すための技術デモのようなもの」
この部分だが、元の英文記事では、軌道へのアクセスが「お尻の痛みのようなもの」である必要はないと言っている。つまり、Photonプラットフォーム(First Light)は軌道へのアクセスをもっと容易にする技術である、と言っている。
軌道アクセスという時、前後の文脈によって、いかに衛星を宇宙(軌道)に届けるかという話をしている場合と、いかに軌道上での衛星利用を実現するかという話をしている場合がある。この記事の場合は後者である。
現在、衛星利用のアイデアを出してから実際にその衛星を軌道に打上げるまでに最速でも18か月くらいはかかる。これだけの時間が必要な主な要因として以下が挙げられる。
1)打上げロケットの調達にかかる期間
2)衛星の製造期間
3)衛星の国際周波数調整にかかる期間
Photonプラットフォームは、2)と、もしかしたら3)についても解決しようとしているのだろう。