【田中道昭】止まらない技術革新。新旧プレイヤーが覇権を狙う
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2022年の次世代自動車産業—異業種戦争の攻防と日本の活路。全477ページ・全11章という新書としては異例のボリュームに、テスラ、GMやフォード、NVIDIAやインテル、ダイムラーやフォルクスワーゲン、中国メーカー、ライドシェア会社、そして日本の章においてはトヨタとソフトバンクグループ。2年前、2018年6月刊行の書籍でしたが、そのなかで、トヨタとソフトバンクグループが連携する必要性を論じ、さらにはトヨタがNTTや東電と連携することを予想しました。今回から4回にわたっての連載、お楽しみいただければ幸いです。
このゲームチェンジがわからない学生の多さです…
よく学生が「これからはEVと自動運転車だ」とかいいながら、日産のリーフやスカイラインのプロパイロット2.0の感覚を抜け出せない印象です。結局、これからの車も、連続的イノベーションの先にあるとしか捉えておらず、パラダイムシフトが起こるという感覚がありません。
また、テスラについても作り込みの悪さばかり指摘し、最大の特徴の1つであるOSのアップデートには興味を示しません。
車に限らず様々なモノの在り方が変革するなかで、その意識づけをどうすべきかを考えていましたはちゃめちゃな記事ですね、個人的には好きです。
「愛」が付く工業製品とういうのは、まさにその通り。
愛スマホとか愛パソコンという人はいなくても、愛車という人はいます。
つまり、所有欲とか、何故自分はこの車を所有しているのかという理由付けが大きい世界です。
そういう世界に、ソフトウェアのアップデートを頻繁にしてくれるのが良い、
という価値観は、すぐに飽きが来るという要素を持ち込みました。
さて、愛車という言葉は過去の遺物となるのか、
早期に飽きられる製品が大量消費大量廃棄の象徴としてメジャーになるのか、
見ものです。
私はずっと、BEVの車重を言い続けてきたのすが、
同じ車格で、ガソリン車より、いやハイブリッド車よりも軽いBEVがあるなら言ってくださいと思います。
例えば、同じくらいの大きさの、スズキスイフトとホンダe。
スイフトは1000kg、eは1500kg。
ハイブリッド車だと、トヨタアクアが同じくらいの大きさですが、
こちらは1100kg。
どうやったら、BEVがあと400~500kg軽くできるんでしょうか。
答えは、バッテリーを減らすしかない。
でもそんなことはできない。
あと、唯一といって良いほどEVで成功しているテスラ社は
強烈な垂直統合の企業です。
まだまだこの世界はもみくちゃですね。