学校再開後 児童・生徒ら1166人が感染
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成人以上と未満で比較すると、感染伝播の確率が約半数になると報告されているとは言え、これはゼロではありません。濃厚接触が続けば、学校内クラスターのような事例も出てきてしまうでしょう。
米国では、サマーキャンプや学校再開に伴い、成人以上に子供で急速に感染例が増加したことが米国小児科学会から報告されています。重症例も成人と比較して少ないとはいえ、5月と8月で、入院例が350%、死亡例が220%に増加し、成人よりも急速に増加したことが併せて報告されました。
他国からのデータであり、外的妥当性が十分かは不明であるものの、ウイルスの子供への振る舞いについて未知な部分もまだ多く、学校再開後、児童レベルでもできる範囲での感染対策がしっかりと継続されることは重要と思います。息子の通う保育園では、マスクは無理外してしまう。
その代わりに給食は広いお遊戯室で距離をとり、みんな同じ方向を向いて食べる間は話さない。
着いたら手洗いうがい除菌、プールの代わりに園庭で水遊び、密になるお祭りは休止、代わりに工作をやる。先生方が一生懸命子供なりの感染予防策、三密回避を考えてくださっている。
子供達にウィルス感染のプロセスや予防策のことも子供に教えてくださり、本当にありがたい。先生方に感謝しかない。今のところ児童生徒で重症者が出ていないことは救いです。
でもだからこそわかってほしいことがあります。
仮に生徒数1000人の学校で1000人全員が感染して1人の生徒が亡くなったとします。
人間の生命さえも数値で語る方は「コロナで児童生徒が亡くなる確率は低い。たったの0.1%」と仰るのかもしれませんが、1つの学校(高校)で1人の生徒が亡くなることは、とてつもなく重いことです(基礎疾患のある生徒もいますので、死者は出ないと断定は誰にもできません)。
子どもが学校で死ぬなんてことは異常だと思いませんか。
学校現場で大事な子どもたちを預かる身としては1人たりとも死んではいけないと思うのです。そしてそれは本来どの世代についてもいえるはずです。
気を緩めず予防し続けましょう。そして検査の拡大と、秋冬への対策を政府・自治体には強く望みます。