新種のビフィズス菌、元五輪選手の腸内から発見 元サッカー選手・鈴木啓太が代表の企業AuBが発表
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注目のコメント
新種のビフィズス菌であることは素晴らしいとは思います。しかしこの菌を摂取したことによって健康面でどのような変化が起きるかまだ何も証明されていません。ヤクルトと変わらないかもしれません。
オリンピック選手から単離されたから有用というのも無理があります。
腸内細菌での研究はまだまだデータが足りません。ここでの収益が基礎研究に回る事を期待します。腸内細菌が全身に及ぼす影響は近年特に注目を集めており、日々新たなエビデンスが蓄積されている分野ですが、一方でこの新種の腸内細菌に飛びつくのは短絡的だと感じます。
アスリートの腸内からこのビフィズス菌が検出されたという個別の事象から、「この細菌を摂取すればアスリートのようになれる」という因果関係に結びつけて商品が宣伝される懸念があります。医療・健康の分野全般に言えることですが、因果関係と相関関係を混同せず、研究結果から言えることの限界を意識する必要があります。鈴木啓太さんのAuBは2015年の設立から5年、鈴木さんの選手時代の経験や想い(腸内細菌を大事にしてきたことから、どんなコンディションでも代表選で安定して高いパフォーマンスを発揮することができた)をベースに、腸内細菌の研究を地道に続けてきた会社。腸内細菌 x アスリートという組み合わせの研究はぽっとでのものではなく、相応の自信があってこの成果を世の中に出されたのだと思います。
著名な元代表選手の創業した会社でありながら、ミーハーな形の戦略ではなく、研究開発にフォーカスしているという企業フィロソフィーも含めて、期待値も高く応援したい事業です。