【秋元里奈】資金調達「Tシャツで事業への覚悟が伝わった」
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食べチョクの秋元です。シゴテツ連載5日目は3年間毎日着続けているTシャツと、資金調達についてお話しました。
初期の頃に身銭をきって広告を打ったことがあるのですが、「行け、私の1万円!あぁぁ、一瞬で溶けた…」という感じで、なけなしの1万円をかけて1人もお客さんにきてもらえませんでした。 役員報酬8万円だったのでショックが大きかったです。
そんなタイミングで3万円かけて作った30枚のTシャツが、あたりにもったいなく感じて毎日着はじめたら、意外とメリットがめちゃくちゃ多い。気付いたら毎日着続けて3年が経ちました。プライベートや寝る時もいつも食べチョクTシャツです。
【note】Tシャツ起業のすゝめ:https://note.com/akirina/n/n131b33f7ee88
また産直EC、そもそも農業の領域自体でスタートアップ的な成功事例は少なく、VCに出資を断られることが多かったです。ただ、断られる=率直なフィードバックを得られる機会と捉えることで、事業をよりブラッシュアップすることができました。
資金調達の苦労話など、赤裸々に記事でお話ししてます。ぜひご覧ください!
食べチョク:https://www.tabechoku.com/
秋元Twitter:https://twitter.com/aki_rina資金調達の話、とてもよかったです。「何がクリアになったら投資してもらえるのかを教えてほしい」と食い下がったり、「それは違うな」と思ってもそれを自分の責任ととらえて対応することは、特に重要だと思います。
ビビッドガーデン社長・秋元里奈氏の連載第5回です。
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新型コロナウイルスの感染拡大で多くの食材が売り先をなくし、生産者は悲鳴をあげた。すぐに送料の一部を負担する支援プログラムを立ち上げ、生産者をサポートしたのが、オンライン直売所「食べチョク」を運営するビビッドガーデンだ。
直近5カ月で登録生産者数は3倍、ユーザー数は17倍、月間流通額も35倍と急成長。社員十数人のスタートアップながら、7月から初めてのテレビCMを放映したほか、8月には6億円を資金調達するなど注目を集める。
秋元里奈社長は神奈川県相模原市の農家の生まれ。やりたいことがないことがコンプレックスだった彼女が見つけた心から打ち込めるものは、自分のルーツの中にあった。農業界を革新するレジェンドを目指す秋元社長の仕事の哲学とは。(全7回)
■第1回 直近5カ月で生産者3倍、ユーザー17倍、流通額35倍
■第2回 農家に生まれ、慶應理工学部に進学、DeNAに就職
■第3回 DeNAに3年半在籍、「未知への挑戦」で学んだこと
■第4回 暗黒時代。事業で大事なのは、タイミング・人・戦略
■第5回 資金調達「Tシャツで事業への覚悟が伝わった」
■第6回 産直サイト「2つの型」と起業家「2つのタイプ」
■第7回 農業界を革新。ネットが苦手な高齢生産者も参加